太田奈緒【2022/4/6-17】舞台「あの日わたしをはだかにして」

太田奈緒【2022/4/6-17】舞台「あの日わたしをはだかにして」

太田奈緒【2022/4/6-17】舞台「あの日わたしをはだかにして」

先週、今週と太田奈緒ちゃんの舞台がありましたので行ってきました!
奈緒ちゃんの舞台、ちょっと久しぶりでした。奈緒ちゃんはいつも難しい役どころをすることが多くてそれだけチャレンジングな舞台が多いと思うんですけど、今回もまたすごい役でした。そして周りの役者さんもすごい達者な方が多かったので、奈緒ちゃんもいい経験になったんじゃないかな?

ということで、舞台のレポートなり感想なり書いてみたいと思います(^o^)

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場所は池袋の東京芸術劇場シアターウェストでした。自分は計5回ほど見に行ったのですが、どの日も天気が良くて気持ちよかったですね(*^^*)
そして後半になるにつれ座席もほぼ満席でこのご時世なのにうれしかったです(*^^*)

ちなみに劇場内はドコモの電波入らないのですね。。まぁマナーモードしてない人のスマホが鳴っちゃうみたいなことがなくていいのかもですが、開演前に待ってるときに暇なのですよね。。^^;

https://twitter.com/otanao_1205/status/1511348702996271117

ということで、拙いながら感想を書いてみます。。お付き合いくださいませm(__)m

印象的な言葉に以下がありました。
「人は生まれる場所は決められないけど死ぬ場所は決められる、それはつまり生きる場所を決められるということ」
ほんとそうだよなぁ。どう生きるのかは本人次第だし、どう生きてもいいんだよね。そしてそれは障害の有無、父親の有無とか関係ない。やりたいことをやればいいし、したいことをすればいい。でも実際にはそういうことができている人ってどのくらいいるのかなぁ。。

お母さん【倉田沙月】は離婚していて母子家庭なんだけど障害を持つ兄【倉田笑一】を持つレナちゃん(奈緒ちゃん)、ずっと苦労してたんだろうなぁ。生涯と言っても精神的なものだから(奇声をあげる、など)それは大変だと思う。そしてある場面でレナちゃんのお母さんに対する感情が爆発するんだけど、そのときお母さんは何も言わずに黙って受け入れてる。これだって余命の話すればレナちゃんの反応も違うんだろうけど、そうしないのは母の強さかな?
ここのレナちゃんの表現がすごくて、奈緒ちゃんしっかり演じられていました!

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そうした状況のなか、倉田沙月は癌により余命を宣告されるんだけど、無理な延命治療をするのではなくあそこまで生き生きと最後まで生きられるものだろうか。やりたいこと決めて動くことの大事さなのかな?最後にやりたいことの中にタイトルの「あの日わたしをはだかにして」があるんだけど。。半年の命って言われたとき、自分だったら同じように受け入れることはできないかもしれない。。
そしてその姿はアイドルが卒業発表してからのほうが輝いて見えるというのとなんとなく近しい気がした。最後生き生きといろんなことしてて、覚悟が決まると女は強いのかなぁ、と。男だったらこうは行かないかもしれないな。

さらに障害を持っている子供の倉田笑一。グループホームに預けられるんだけど、子供は実は障害持ってても分かるんだろうね、いろいろなこと。激中では「捨てられた」って言ってるけど、母と別れるときの笑さん、最後にヘルメット脱いで深々とお辞儀するシーンとか見るとそうなんだと思う。だからこそどんな子供でも母は真剣に向き合ってるんだろうな。途中のみっちゃんの話(みっちゃんの妹(障がい者)が亡くなったとき両親がすごく悲しんでいて、楽になるんじゃないかと思ったことを後悔している)も納得できるなぁ。障がい者であったとしても馬鹿ではないんだよ。

あとは舞台ならではなんですが、舞台全体を使った構図のとりかたがすごかった。オープニングでレナちゃん一人でご飯食べてたり、裸になる直前のときレナちゃん、笑さんたちを舞台の同じ構図に収めてたり、最後とかも。意味がわかってから改めて見るととにかく物悲しいし難しい。
さらにそれがすべて沙月が余命宣告された後のことなんだと思うとすべてが合点がいって、それが余計悲しく思ってしまう。

ということで今回は奈緒ちゃんの舞台でしたが、かなり社会派の舞台でびっくりしました。そしてそんななかでも奈緒ちゃんは必死に頑張っててよかったです(*^^*)
また次舞台とかあれば見に行きますね!ひとまず無事に千秋楽迎えられてよかったです、お疲れさまでした!!!


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